ドローンスクールの在り方

ドローン業界では、国家資格制度が始まって
ドローンスクールがかなり増えています。
どんどん増えて国土交通省に登録している講習機関は2000もあるようです。市場の大きさを物語っていますね。
一方、気になるのはその内容です。
国家資格受験対策講座も、
従来のライセンスの講座とそれほど変わらず、
じっくりというより、どんどんこなす。という印象です。
一人にかける時間をもう少し増やしていけるようになると
より実力が伴うのかな~と感じます。
実際の仕事に入ったら、
ドローンの自動操縦に任せてばかりではダメです。
微調整をしたり、
顧客に提案もできるようなスキルを磨く必要があるのです。
見せ方
どのスクールも学びたくなる案内ページが多いですね。
何がどのくらい学べて、将来はこんな感じ・・・。という内容です。
国家資格を取るなら今!
ライセンスでも十分!
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受講候補生が一番知りたいのは
その資格、ライセンスを取って未来はどうなる?
という点です。
これは、理想だけではなく、知らない情報をみることで
その方の妄想は膨らみます。
「そんな風にも使えるのか~」
「あっ、それやりたい」
となるでしょう。
その時に一番響くのは、実際の卒業生の活躍でしょうね。
いくらスクールが箇条書きにしても伝わりません。
私がオーナーなら、
そこに全力を尽くします。
さらには資格、ライセンスを取ったは良いけど、
規制が厳しすぎて飛ばせない!や~めた!
と言う人も多いのではないでしょうか。
そこはしっかりデメリットとしてお伝えしつつ、
そこの手厚いサポートも今後の課題かなと思います。
そして、厚利多売でただモウケルのではなく、
卒業生との真の交流の場を提供していくことが、先の長いスクール像なんだろうなと静観しています。
実際、私のところには
「どうやって仕事をもらっていますか?」と相談されるケースはあります。
これは、スクールの仕事だと感じます。
もちろん、学ぶ方のセンスも大事です。
なんでもクレクレという意識では問題外です。
自分の閃きを形にしていく術は身につけるしかありません。
今や「閃き」しかありません。
仲間と共に味のあるドローンパイロットになろうと思っています。
また、感じたことは追記していこうと思います☆彡